安全性情報

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

重大な副作用

1.過敏症(頻度不明)
アナフィラキシー(頻度不明)等の過敏症があらわれることがある。

2.膵炎(頻度不明)
重篤な膵炎があらわれた患者には、本剤を再投与しないこと。

3.凝固異常(95.8%)
血栓症(頻度不明)、肺塞栓症(頻度不明)、頭蓋内出血(頻度不明)、血中フィブリノゲン減少(83.3%)、AT-Ⅲ減少(54.2%)、APTT延長(20.8%)、低フィブリノゲン血症(12.5%)、血中フィブリノゲン増加(8.3%)等の凝固異常があらわれることがある。

4.骨髄抑制(58.3%)
好中球数減少(37.5%)、血小板数減少(29.2%)、発熱性好中球減少症(12.5%)等の骨髄抑制があらわれることがある。

5.肝機能障害(66.7%)
ALT上昇(62.5%)、AST上昇(58.3%)、血中ビリルビン増加(33.3%)等を伴う肝機能障害があらわれることがある。

6.高血糖(頻度不明)

7.感染症(8.3%)
肺炎(頻度不明)、敗血症(頻度不明)、菌血症(4.2%)、気管支炎(4.2%)、咽頭炎(4.2%)等の感染症があらわれることがある。

8.脳症(頻度不明)
白質脳症(頻度不明)等の脳症があらわれることがある。

その他の副作用

10% 以上 10% 未満 頻度不明
精神神経系 頭痛 末梢性ニューロパチー
循環器 高血圧 頻脈、低血圧、潮紅
消化器 嘔吐 下痢、悪心、腹痛、便秘 腹水
呼吸器 鼻出血、上気道の炎症 呼吸困難、咳嗽、喘鳴
皮膚 脱毛症、瘙痒症、皮膚硬結 蕁麻疹、発疹、顔面腫脹
代謝異常 高アンモニア血症 高コレステロール血症、高トリグリセリド血症、高尿酸血症、低アルブミン血症、食欲減退
筋・骨格系 背部痛、四肢痛
臨床検査 アンモニア増加、血中アルブミン減少、血中トリグリセリド増加、 CRP 増加、アミラーゼ増加、総蛋白減少、血中ブドウ糖減少、血中LDH増加、血中尿素増加 血中ブドウ糖増加、血中コレステロール増加、血中カルシウム減少、血中 ALP 増加 リパーゼ増加
その他 発熱 疼痛、耳鳴、注射部位疼痛、倦怠感 疲労、胸痛、易刺激性、脱水、急性腎障害
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